2012.11.25
第90回外語祭 Gaigosai Campus Festival 2012
11月25日(日)、第90回外語祭の「世界のコクミンSHOW」にセンター在籍の国費学部留学生が出場しました。
外語祭でいろいろな文化に触れる機会を提供したいと外語祭実行委員会が企画したイベントで、5カ国からの留学生が研究講義棟のマルチメディアホールで自分の国について紹介しました。
ウズベキスタン、トルコ、フィンランドからの学生達と壇上に並んで、4月にセンターに入学した国費学部留学生達は、アルゼンチンとエルサルバドルについて紹介しました。
2012.10.25
大学進学説明会 University Information Sessions for MEXT Undergraduate Students
10月25日(木)の午後、全国の28大学の教職員の皆さんをお迎えし、国費学部留学生のための大学進学説明会が開催されました。
理科系・文科系に分かれた大学紹介の後、学生たちは、大学ごとに設けられたブースをまわり、大学生活や専門の勉強について質問していました。
進学を控えた学生たちは真剣な面持ちで望んでいました。
2012.10.12
研修旅行 Study Tour for MEXT Undergraduate Students
10月11日・12日に国費学部留学生の研修旅行が行われました。今回初めての試みとして、本学学部の日本人学生13名も同行しました。
諏訪大社、岡谷蚕糸試験場、松本城を見学した後、浅間温泉で和食、浴衣、温泉を体験し、翌日は、善光寺、竜岡城址、川村五蔵記念館を見学し、りんご狩りを楽しむという、充実した行程を、留学生と日本人学生が共に楽しみました。
天候にも恵まれ、一生の思い出作りとなりました。
2012.09.28
2012年度10月生入学 Entrance Ceremony for Fall 2012 International Students
10月からセンターで学ぶ7カ国8名の国費研究留学生と教員研修留学生が到着し、9月28日(金)の午前中、アゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールで行われた本学の2012年度10月期外国人留学生入学式で入学を許可されました。
新入生たちは日本語の環境での留学生活への期待に溢れているようで、入学オリエンテーションの後、市役所などでの手続きに熱心に取り組んでいました。
2012.09.27
2012年度長春派遣報告会
本センターからは毎年、中国吉林省長春市東北師範大学中国赴日本国留学生予備学校における予備教育への協力のため、基礎日本語教師団が派遣されています。
2012年3月から7月まで、基礎日本語教師団団長として派遣された鈴木智美准教授による報告会が、9月27日の午後、当センター交流室で開催されました。
現地でのカリキュラムの整備や充実、ITなど教育環境の整備から派遣団員の健康管理まで、 これまでに派遣された教員の経験も交えて、同派遣団の活動の実際と展望について、センターの教員で共有する機会となりました。
2012.09.07
2012年度9月修了式 Graduation Ceremony, September 2012
9月7日(金)の午前中に、当センターのさくらホールにて、9月修了の研究留学生、日本語・日本文化研修留学生、研究生の修了式が執り行われました。
研究留学生は、本年4月からセンターで予備教育を受けてきましたが、今後は様々な大学での研究に入ります。日本語・日本文化研修留学生は、1年の研修を終え、帰国します。
どのカテゴリーの学生も、文部科学省の奨学金制度で日本留学の夢をかなえ、日本語習得、日本社会・文化についての授業履修、日本人との交流などで実り多い経験ができたことを代表が謝辞で述べ、改めて経験と感動を共有する機会となりました。
2012.07.20
研究留学生の校外研修 Field Trip of MEXT Research Students
国費研究留学生の予備教育である6か月コースの学生は、2012年度春学期の所定の授業を終え、7月20日(金)の午後、校外研修に参加しました。
7カ国からの8名の留学生たちは、指導した教員とサントリー武蔵野工場を訪れ、原材料の管理、製造過程の制御、企業の環境への配慮など、それぞれの専門分野の視点で興味深く見学していました。
2012.07.20
日本語・日本文化研修留学生研究発表会 Final Presentations by MEXT Japanese Studies Students
7月20日(金)の午後、2011年秋に入学した国費日本語・日本文化研修留学生の研究発表会がさくらホールにて実施されました。
15カ国からの24名の留学生たちは、日本語、日本文化、日本社会に関するテーマで発表を行いました。
一人ひとり異なった観点や発表のスタイルに個性が表れ、興味深い発表会となりました。
2012.07.19
研究留学生修了発表会 Final Presentations by MEXT Research Students
7月19日(木)の午後、国費研究留学生の修了発表会が行われました。
予備教育の研究留学生たちは、当センターでの予備教育を9月に修了した後、様々な大学での研究に入ります。
4月に7カ国から来日したとき、8名の留学生の日本語レベルは様々でしたが、この4ヶ月間で学び磨きをかけた日本語で日本での経験や研究計画について発表し、日本になぜ留学しようと思ったのか、それぞれの決意が伝わる発表会となりました。
2012.07.10
REX事前研修閉講式
7月10日(火)、さくらホールにて、外国教育施設日本語指導教員派遣事業(RE X)2012年度事前研修の閉講式が執り行われました。事前研修で目を見張る日本語教育の実践力の向上が見られた研修生たちに、異文化への感受性を高め、派遣先国の教育現場で活躍してほしいとのセンター長告示がありました。それに続いて、文部科学省、本学学長から祝いの言葉をいただき、6カ国に派遣される8名の研修生は、決意を新たにしたようでした。
2012.06.22
第23期REX教育実習
海外派遣に向けての事前研修(4月~7月)を行っているREXプログラム(外国教育施設日本語指導教員派遣事業)では、アメリカンスクール・イン・ジャパンの協力のもと、2週間にわたる教育実習を実施しました。
教育実習では、日本語初歩レベルの高校生を対象とし、語彙や文法などの教室での学習に加え、コミュニティーに出かけての買い物など日本語を実地で学ぶフィールドトリップ、茶道、七夕、手巻き寿司といった日本文化体験の行事を組み込んで、生徒の日本語学習の動機を高めるための多角的なアプローチが取り入れられました。6カ国の教育機関で日本語教育にあたる8名の研修生たちは、この教育実習を通し、派遣先での日本語教育に自信を持ったようでした。
2012.06.22
FD研修会
6月22日(金)の午後、大阪大学日本語日本文化教育センター教授で同副センター長の加藤均氏を講師にお迎えし、大阪大学日本語日本文化教育センター教育関係共同利用拠点の現状について、ご講演いただきました。
拠点に認定されている大阪大学での具体的な業務事例や工夫されている点など、当センターの将来計画に役立つ実例を共有する場となりました。
2012.05.30
学内競漕大会 TUFS Regatta
5月30日(水)、戸田オリンピックボートコースで本学の第99回学内競漕大会が開催され、センターの国費留学生達が初めて参加しました。学部留学生の日本語クラスを中心とした9チームが出場し、一般混合の部では栄えある優勝、一般男子の部で第3位と第4位を獲得しました。応援する学生達も選手達も、会場で本学に学ぶ日本人学生と、今後につながる交流を楽しんでいました。
2012.05.17
留学生歓迎交流会 International Exchange Party for New Students 2012
5月17日(木)の午後、文部科学省、在京の各国大使館、地域の支援団体などから来賓を迎え、大学会館のカフェテリアで、留学生歓迎交流会が行われました。本学の混声合唱団「コール・ソレイユ」による大学歌の合唱で開会し、来賓によるご挨拶、乾杯に続いて、センターに在籍する33カ国からの66名の国費留学生たちが自己紹介し、国境を越えて、世界各地からの同期生や本学で学ぶ日本人学生との交流を楽しんでいました。ロシアとネパールの学生、バングラデシュとエルサルバドルの学生という2組のユニットによるパフォーマンスが披露されました。本学前身の東京外国語学校出身の詩人、中原中也の作詞による『湖上』で日本語の美しさを伝えたいという「コール・ソレイユ」の合唱で、楽しい集いは閉会となりました。
2012.04.20
避難訓練 Evacuation Drill
4月20日の朝、センターの避難訓練が実施されました。今回は、大規模な地震が発 生したことを想定し、実際に、避難指示がセンターで学ぶ留学生たちに伝わり、安全 に避難できるのか、施設装備面と伝達言語面の両面から確認することに重点を置いて 計画されました。
2012.04.10
REX派遣前研修開講 REX Program 2012 Started
4月10日、文部科学省の「外国教育施設日本語指導教員派遣事業」REX(Regional and Educational Exchanges for Mutual Understanding)プログラムの事前研修の開講式が行われました。日本語教育を行う6カ国の中等教育施設に派遣される8名の教員は、7月まで当センターで日本語・日本文化及びその教授法に関する実践的な研修を受ける予定です。
2012.04.05
2012年度入学式 Entrance Ceremony 2012
4月5日の朝、センターの国費学部留学生・国費研究留学生と本学の言語文化学部の入学式が、アゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールで執り行われました。センターと大学学部の入学式が合同で行われたのは本年が初めてで、学歌の混声合唱で始まった入学式で、センターの留学生達は、厳かな雰囲気で行われる式典から、日本の大学の文化を学んでいるようでした。
2012.03.13
2011年度修了式
3月13日(火)、アゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールで2011年度の修了式が執り行われました。今回は、本学の研究生や交換留学生と合同の修了式となりました。
文部科学省や在京の大使館からの来賓を迎え、学長挨拶、来賓祝辞に続いて、同窓生代表として当センター修了生のペン・セタリン氏によりお祝いの言葉をいただきました。
式典に続いて大学会館で行われた懇親会では、修了生有志グループや当センター教員による演奏が披露され、修了生たちは、最後の集いを楽しんでいました。
2012.03.06
学部留学生修了発表会
3月6日(火)にさくらホールで学部留学生の修了発表会が行われました。
クラス代表による7名の口頭発表に続いて、有志による翻訳朗読や寸劇といった自由プレゼンテーションが行われました。
また、さくらホール前には、絵画や俳句などの作品が展示されました。
1年間の予備教育の成果が、様々な形で発表され、よい振り返りの機会となりました。
2012.03.03
修了生の会
3月3日(土)の午後、アゴラ・グローバルのカフェテリアで、修了生の会が開催されました。1970年代から昨年度まで、70名ほどの修了生が国内外から集い、センター教職員や今年度の国費留学生たちと歓談を楽しみました。
今回は、国土交通省観光庁の山田尚義審議官と藤田礼子総務課企画室長が参加されました。
2012.03.02
センター統合20周年記念国際シンポジウム
3月2日(金)、東京外国語大学留学生日本語教育センター統合20周年記念国際シンポジウムが開催されました。
このシンポジウムは、1970年に設置された本学外国語学部附属日本語学校と1986年に設置された留学生教育教材開発センターが統合されて20周年目にあたる本年、教育研究開発について考え語り合うシンポジウムとして開催されました。
学内外から150名を越える参加者を迎え、当センターの小林幸江教授による講演に続いて、アゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールでは、ベトナム、中国、アメリカ合衆国、ケニアからパネルを迎え、「これからの教材開発研究を考える」と題したパネルディスカッションが行われました。
午後からは、当センター内の2会場において計4つの分科会での活発な討議が行われました。
シンポジウム会場で日本語教育関連の書籍を持ち寄ったチャリティーマーケットが開かれ、17,200円の売り上げ全額を、宮城県石巻市などで活動する本学学生による東北復興支援隊に寄付させていただきました。大勢の方々にご協力いただき、ありがとうございました。
2012.03.02
東京地方裁判所見学
3月2日(金)、国費学部留学生と国費研究留学生が、校外研修として、東京地方裁判所で刑事裁判を傍聴しました。
裁判の手続きや傍聴のシステムなど、予備教育で日本語や日本社会について学んだ成果を実地の経験で活かしているようでした。
2012.02.22
国費研究留学生・教員研修留学生修了発表会
2月22日、昨年10月に入学した国費研究留学生の修了発表会が午前中に、一昨年10月から研修を続けてきた国費教員研修留学生の修了発表会が午後、さくらホールで行われました。
研究留学生たちは、日本語初級者は予備教育中の経験を中心に、日本語上級者は4月からの研究テーマを中心に修了発表を行いました。それぞれの個性が表れた発表に、授業を担当した教員からは、指導時のエピソードを交えた感想が述べられました。教員研修留学生たちは、それぞれが開発した教材を発表し、自国での教育経験の上に積み上げた研修成果に、聴衆からは、使用方法の質問や日本の教師から見たアドバイスなどが次々挙がっていました。
2012.02.09
ショートステイウィンタープログラム2012閉講式
2月9日午前、ショートステイプログラムウィンタープログラム2012の閉講式が執り行われました。続いて行われたフェアウェルパーティーでは、前日に修了発表会を終えた2カ国3大学からの24名の学生が、この4週間に経験した様々な活動を思い、別れを惜しんでいました。
2012.01.29
ショートステイウィンタープログラム2012日光研修旅行
1月28日・29日に、ショートステイウィンタープログラム2012の日光研修旅行が行われました。日光江戸村、華厳の滝、戦場が原、中禅寺湖、湯の湖を見学し、宿泊先の旅館でゆば料理や温泉、ゆかたを体験しました。翌日、竜頭の滝、日光東照宮、彫刻体験の後、大学に戻りました。季節が日本とは逆の国々からやってきた留学生たちは、寒さが厳しい中、何度も雪合戦を楽しんでいました。冬の日光での日本文化体験は、一味違った印象に残るものになったようです。
2012.01.19
都立府中特別支援学校での交流授業
MEXT Undergraduate Students Visited Tokyo Metropolitan Fuchu Special Support School
生徒に外国人と触れ合う機会を与えたいという東京都立府中特別支援学校からの依頼で、昨年度から、センターの国費学部留学生と同校生との交流授業が始まりました。本年1月17日と19日に政治経済を履修する19名の留学生が訪問し、3班に分かれて同校小学部と高等部の4クラスの生徒と交流授業を行いました。
17日には、相互の自己紹介の後、留学生による自国紹介などが歌なども交えて行われました。同校の生徒が留学生の国について調べたことを発表し質問したクラスもありました。19日には、対抗相撲ゲーム戦や大学進学・将来の職業についてのグループ討論など、クラスごとに生徒のコミュニケーション等の課題を考慮した形で交流を深めました。
今回の訪問は、昨年5月に国費学部留学生32名全員が同校を訪問したものに続く交流でした。参加した学生たちは、同校を訪問し生徒と交流してみて学んだことの多さを、感慨深く述べていました。
2012.01.11
ショートステイウィンタープログラム2012開講 Short Stay Winter Program 2012 Starts
1月11日、オーストラリアのメルボルン大学、ニュージーランドのオークランド大学とビクトリア大学の計3校から24名の学生を迎え、ショートステイウィンタープログラムが開講しました。
開講式やオリエンテーション、ウェルカムパーティー、キャンパスツアーを終えた学生たちは、翌12日から2月9日の閉講式まで、日本語授業、日光への研修旅行や府中市内の小学校訪問など、様々な形で日本語・日本文化を学びます。