学生の修学上・生活上の相談に対応し、様々な形での支援を展開しています。学内外の関連部署との協力と連携をとり、当センターでの予備教育修了後の留学生活をも視野に入れ、充実した留学生活を送れるよう、常に新たなアプローチを取り入れる努力をしています。
日本語学習、日本人とのコミュニケーション、他国からの学生とのコミュニケーション、健康問題、人間関係、進学等、様々な相談に応じています。疑問や心配がありましたら、気軽に相談してください。相談スタッフの研究室はセンター棟5階にあります。
学生相談・支援室員とセンター事務室が協力して入学前から相談を受ける電子メールを活用した相談体制を整えており、不安や疑問を解決して来日できるような配慮をしています。
入学時に学生相談・支援室のオリエンテーション・セッションを実施し、スムーズな留学生活の開始を支援しています。また、学期ごとに実施される各コースのオリエンテーションでも適宜情報提供を行っています。
学期中には、国費学部留学生制度の特色から生じる進学や奨学金管理等の問題に対応するため、国費留学生特論を開講しています。
来日前のオリエンテーションとして、これまでに入学予定者から受けた様々な質問を反映させたPre-Arrival Information Handbookを作成して入学予定者に送付しています。ガイドブック(和英両言語)を毎年改定し、学修上・生活上の様々な情報を掲載し、学内外の支援団体の紹介をしています。
国費学部留学生を対象としたMonthly Newsや国費研究留学生への電子メールで毎月の情報提供を行っています。
多様化する留学生や組織の変化に対応するべく、センター内外でのコンサルテーションを行っています。センター内でのコミュニケーション上のコンフリクトの予防や解決、センター以外の団体による留学生支援が効果的に進められるよう、アドバイスや介入を行います。
予備教育中と修了後の進学先での留学生活の充実のために考えられた授業を通して支援しています。
学内の学生団体の協力のもと、予備教育中から日本人学生と交流ができるよう、様々な働きかけをしています。北海道と岩手県の国際交流協会や公立高校の協力を得て、夏休みのホームステイを実施しています。毎年、様々な活動が受け入れ団体によりアレンジされ、参加者に好評です。
センターを修了した国費学部留学生のデータベースを整備し、修了生ネットワークの再構築に取り組んでいます。センター内でワーキンググループを設置し、2011年3月には創立40周年記念ホームカミング・デーを実施しました。
留学生教育に関わる全国の大学教職員が参加する協議会などに積極的に参加し、予備教育修了後に進学する大学の現状について、常にアップデートした情報を得るよう努力しています。
国費留学生の予備教育の実践を報告するなど、調査と研究発表を継続しています。