国費研究留学生・国費教員研修留学生予備教育プログラム(6か月コース)、国費教員研修留学生プログラム、日本語・日本文化研修留学生プログラムの各プログラムで、JLC TUFS独自の専門教育をおこなっています。
留学生の日本語力に配慮し、日本事情、日本語教育、日本文化、異文化コミュニケーション関係、その他の一般教養などの分野の授業を開講しています。
そのほかに、国費教員研修留学生に対する専門教育として、個別指導もおこなっています。
留学生にとって日本語力が必要不可欠な基盤となることは当然ですが、留学の目的が様々な分野の学究であることを考えると、専門分野に関わる日本語力(専門用語、専門読解、論文作成等)、知識、思考、調査・実験技術等の習得が重要であると考えられます。
そのため、当センターでは、日本語科目以外に専門教育科目を提供し、その基盤となる知識、概念、技術等の習得をはかっています。半年から1年ほどの期間での専門教育には、限界があることは否めませんが、留学初期の段階での専門教育は、学生の知的好奇心を刺激し、学究に進んで行くための原動力になると考えます。
具体的には、学部進学留学生の文科系学生には、政治経済、日本事情、日本史、数学、理科系学生には、数学、基礎科学、化学、物理、生物、の授業を開講しています。また、研究留学生、日本語日本文化研修留学生、教員研修留学生には、それぞれの学生の専門に応じた科目を適時提供しています。
国費留学生や短期交換留学生など多様な留学生を受入れ、充実した日本語教育プログラムの提供を目指しています。