センターの日本語・日本語教育研究

教育研究開発プロジェクト

JLCTUFSでは、日本語教育研究に関わる、多種多様なプロジェクトを企画・推進・実施しています。その成果は、当センターの教育実践で応用されるだけでなく、諸外国を含む他機関で用いられたり、市販されたりするなどして、文字通り世界中の日本語教育に貢献しています。このページでは、2015年度のプロジェクトからいくつかを紹介します。

全学日本語プログラム初級から上級までのCan-doリスト整備(2011年度開始)

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初級~上級の8段階のレベルからなる全学日本語プログラムに対応するCan-do目標リストを開発しています。Can-do目標リストが、①大学間の単位互換や、履修レベル間における教育の円滑な接続を支える指標、②学習者のアカデミックな日本語運用技能を明示する指標、となるよう、Can-do記述文の妥当性に関して分析を進めながら改訂を行っており、今後公開予定です。
全学日本語プログラム・中上級総合クラス教科書作成プロジェクト(2014年度開始)

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全学日本語プログラムの中上級総合クラス(500レベル)で使用する教科書を開発しています。このレベルの学生の文型・語彙の力に配慮した上で、この段階の学習者が興味をもって学習できる内容のテキストで必要な語彙・文型が学べる工夫をし、さらに協働学習やプレゼンテーション・ディスカッションなどのアウトプット型の学習をも重視したテキストを目指しています。
新中級日本語総合教材開発プロジェクト(2008年度開始)

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全学日本語プログラムの中級レベル(400レベル相当)を対象とし、日本社会・文化に関するテーマとタスクを融合させた新たな中級総合教材を開発します。そのための基礎調査や授業分析などの教材開発研究および検証研究も行います。開発は順調に進み、2015年5月に『日本で学ぶ留学生のための中級教科書 出会い【本冊:テーマ学習・タスク活動編】』(ひつじ書房)を刊行しました。『出会い【別冊:文型・表現練習編】』
初級日本語教材のCan-do対応付けと発信型タスクの整備(2012年度開始)

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全学日本語プログラムの初級レベル(100,200レベル相当)の教材を開発します。現在開発中の全学日本語プログラムのCan-doリストと対応させ、シラバスデザインの再構成を行い、国内外の日本語教育機関の「アカデミック日本語コース」の初級学習者用にも使用できるようにすることを目的としています。
eラーニング(2008年度開始)

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eラーニング教材JPLANG(http://jplang.tufs.ac.jp)のコンテンツを追加し、JPLANGを通じて本センターの教材を発信します。また、効果的な利用方法についても検討します。
eポートフォリオ(2012年度開始)

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本センターの留学生教育・日本語教育におけるeポートフォリオの活用について、基礎的ノウハウを蓄積しつつ、試験的運用を行ない、本格導入のありかたについて検討します。
キャリア形成教育のための基礎調査研究と教材開発(2012年度開始)

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センターを修了した学部進学留学生のその後について調査し、そこから得られた知見をキャリア形成教育に活かします。学部進学留学生に対しては、進学する学部・その後のキャリア形成について考える機会を提供し、交換留学生および日本人学生に対しては、生涯を通したキャリア形成を視野に、専門と就職を考える機会を提供します。
留学生のための防災プロジェクト(2013年度開始)

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さまざまな日本語レベルで使用できる防災教材(読解教材・聴解教材)を作成しています。
ミニ講義教材作成プロジェクト(2015年度開始)

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1テーマ10分から20分程度のミニ講義を教材化し、本センターの教育プログラムで利用できるようして、JPLANG等での公開を予定しています。
中級日本語・文型指導プロジェクト(2015年度開始)

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『中級日本語』で取り上げられている文型の指導上の留意点をまとめ、中級文型の指導書とします。
学習者作文コーパス構築プロジェクト(2015年度開始)

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学習者作文コーパスの一般公開を目指すにあたって、必要な条件について検討しています。
作文PDF化(2010年度開始)

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1970年代から紙で保管されている留学生による作文をスキャナーで読み込んでPDF化し、次世代へ継承することを目的としています。
理科実験プロジェクト(2015年度開始)

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学部進学予備教育における理科実験の目的・方法について考えるための基礎資料を作成しています。また、可能な範囲で内容・施設などについての提言を行います。

センターの教育・研究の成果物

JLCTUFSは、日本語スタンダーズの研究などを行う、世界の日本語教育の中心的な拠点です。

JLCTUFSについて

JLCTUFSは、「日本語教育研究の世界的な拠点」を目指して活動する、国内最大級の日本語教育機関です。

教育プログラム

国費留学生や短期交換留学生など多様な留学生を受入れ、充実した日本語教育プログラムの提供を目指しています。

センター事業・プロジェクト

JLCTUFSでは、日本語教育研究に関わる、多種多様なプロジェクトを企画・推進・実施しています。

日本語教育・教材開発・実践教育研修 共同利用拠点事業

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